
アソビシステム所属のアイドルグループ・CUTIE STREET(キューティーストリート)が4日、大阪・Zepp Osaka Baysideにてファンクラブツアー「CUTIE STREET OFFICIAL FAN CLUB TOUR 2026 WINTER『きゅーてすとのつどい』」の初日公演を開催した。
デビュー以来、破竹の勢いでファン層を拡大している同グループだが、今回は初のファンクラブ限定ツアーとなる。チケットは全公演即完売。会場には多くの「きゅーてすと(ファンの呼称)」が詰めかけ、熱気に包まれた幕開けとなった。
メンバー考案セトリと「くじ引き」が産むライブ感
アソビシステムの発表および当日の取材情報によると、本ツアーの最大の特徴は、メンバー自身が考案したセットリストにあるという。さらに、1曲目を当日の「くじ引き」で決定するという試みも導入された。予定調和を崩すこの演出は、ライブという「生もの」の醍醐味を改めて提示するものだ。
初日の1曲目は「ひたむきシンデレラ」でスタート。序盤から銀テープが舞う派手な演出で観客の度肝を抜くと、続けて新曲「でぃすこみゅーたんと!」や話題曲「ぷりきゅきゅ」など全12曲を披露。初のユニット曲も盛り込まれ、メンバー個々の新たな魅力が引き出されたステージとなった。
「ゆめみるプリマドンナ」への反響と3rdシングル
本公演のハイライトは、やはり、新曲「ゆめみるプリマドンナ」の初披露。「“すき”を宣誓する、応援きゅんソング」と銘打たれた同楽曲は、キュートな曲調の中にも芯の強さを感じさせる。
公式SNSでの楽曲リリース告知に対し、ファンからは即座に反応が寄せられた。「歌詞が可愛すぎる」「これぞ王道」「ライブで聴くとさらに良さそう」といったポジティブな声が多数上がっており、早くも新たな代表曲としての呼び声が高い。
また、ライブ中にはサプライズとして、5月27日(水)に3rdシングルCDが発売されることも発表された。会場のZepp Osaka Baysideは割れんばかりの拍手と歓声に包まれ、グループの勢いが加速していることを象徴するシーンとなった。
プロデューサー・木村ミサ氏の「痛恨のミス」が呼ぶ親近感
一方で、舞台裏では思わぬハプニングも発生していたようだ。CUTIE STREETのプロデューサーを務める木村ミサ氏が、当日の会場を間違えるという事態が発生したのである。
木村氏自身のXへの投稿によると、本来の会場である「Zepp Osaka Bayside」ではなく、「Zepp Namba」へ向かってしまったという。大阪には複数のZeppが存在するため、遠征慣れしていない関係者やファンが陥りやすい罠ではあるが、プロデューサー自身が当事者となるケースは珍しい。
しかし、こうした人間味あふれるエピソードもまた、完璧なアイドル像とは異なる「等身大の物語」として、ファンコミュニティ内では好意的に、あるいは笑い話として受け止められているようだ。緊張感のある初日公演において、こうしたハプニングが適度な「抜け感」をもたらしたとも言えるだろう。
ツアーは今後、東京、福岡、愛知、宮城、北海道を巡り、2月27日のZepp Sapporo公演でファイナルを迎える。各地でどのような「ドラマ」とパフォーマンスが生まれるのか、引き続き注目したい。



