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「ボクらの時代」「日曜報道 THE PRIME」同時終了 谷原章介起用に視聴者が納得しない理由

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谷原章介
谷原章介さん(スタッフ) Instagramより

フジテレビが日曜朝の番組を大幅に改編し、「ボクらの時代」と「日曜報道 THE PRIME」を同時に終了させる。後枠の新情報番組の司会には谷原章介が起用されたが、SNSでは疑問や批判が噴出している。視聴率低迷という結果を出せなかった流れの中で、なぜ同じ人物が再び“顔”になるのか。視聴者の間では、今回の改編そのものが「納得できない判断」と受け止められ始めている。

 

2番組同時終了という大ナタ 日曜朝改編の決断

フジテレビは今春、日曜朝に放送してきた「ボクらの時代」と「日曜報道 THE PRIME」を同時に終了させ、2時間枠を使った新たな情報番組をスタートさせる。司会を務めるのは俳優の谷原章介だ。トーク番組と報道番組という性格の異なる2番組を一気に打ち切る今回の改編は、近年のフジテレビの中でも異例の規模となる。

日曜朝は各局が力を入れる時間帯であり、改編には相応の覚悟が求められる。フジとしては、従来の番組編成ではこれ以上の上積みが見込めないとの判断に至ったとみられるが、同時に「慣れ親しんだ番組が一気になくなること」への戸惑いも視聴者の間に広がっている。

 

長寿トークと議論型報道が担った役割と限界

2007年にスタートした「ボクらの時代」は、著名人3人による落ち着いたトークを売りに、数字以上の評価を得てきた番組だった。派手な演出や速報性を追わず、じっくりと人となりに迫る構成は、日曜朝ならではの空気感を生み出していた。

一方、2019年に始まった「日曜報道 THE PRIME」は、元大阪府知事の橋下徹を中心に、政治や社会問題を巡る議論を前面に押し出した。発言がニュースになることも多く、一定の注目は集めていた。

ただし、両番組に共通していたのは視聴率の伸び悩みだ。内容面での評価や話題性があっても、数字として結果を残せなければ、局の編成判断は厳しくなる。関係者が「番組として一定の役割を終えた」と語る背景には、そうした現実があった。

 

激化する日曜朝の視聴率競争とフジの立ち位置

日曜朝の情報番組を巡る競争は、民放各局の中でも特に熾烈だ。11日放送の平均世帯視聴率では、TBSのサンデーモーニングが11.9パーセントでトップに立ち、日本テレビのシューイチが10.0パーセント、テレビ朝日のグッド!モーニングが7.0パーセントと続いた。いずれも長年にわたり視聴者の生活リズムに定着し、安定した数字を維持している。

これに対し、フジテレビは大きく後れを取ってきた。「ボクらの時代」は2.5パーセント、「日曜報道 THE PRIME」は3.0パーセントにとどまり、民放では4位という位置付けだった。局関係者は「この状況を打破するためにはテコ入れが必要だった」と語り、「視聴者にもなじみ深い谷原さんに、新たな風を吹かせてほしいという期待があった」と今回の起用理由を明かす。

ただ、他局が築いてきたブランド力と固定視聴者層を前に、司会者交代だけで差を埋められるのかは未知数だ。数字で明確な差がついているからこそ、フジの一手一手は厳しい目で見られている。

 

帯番組終了と連動した谷原章介起用の内情

谷原章介は現在、平日朝の情報番組サン!シャインでMCを務めているが、この番組も3月末で終了する。前身のめざまし8を含めると、約5年間にわたり平日朝の顔を担ってきた。帯番組が終了するタイミングで、そのMCを週末枠へ起用するのは、テレビ業界では決して珍しいことではない。

今回の起用も、そうした編成上の流れに沿った判断とみられる。ただし、視聴者からすれば「刷新」を掲げながら、顔ぶれだけが横滑りした印象を受けるのも無理はない。新たな情報番組を名乗る以上、何が変わるのかが明確に示されなければ、期待よりも疑念が先行する。

 

SNSで噴き上がる強い否定論と起用への根深い不信

谷原章介の司会起用を巡って、SNSでは否定的な意見が止まらない。

「谷原章介のMCで本当に視聴率が上がると思っているのか」「これまでの結果を見れば、期待できないことは明らか」といった声が相次ぎ、起用そのものを疑問視する投稿が目立っている。

特に多いのが、平日朝の情報番組で見せてきた司会ぶりへの不満だ。

「めざまし8やサン!シャインでの発言を見る限り、視聴者の感覚とずれている」「自分の考えを語りすぎて、司会者としての調整役を果たしていない」との指摘は根強い。情報番組のMCに求められる冷静さやバランス感覚よりも、個人的な主張が前に出てしまう点を問題視する声が多い。

また、国際情勢や安全保障を巡るコメントについても、「日本側に立った視点がほとんど感じられない」「当事者意識が希薄で、他人事のように聞こえる」との批判が繰り返されてきた。こうした評価は一時的な炎上ではなく、長期間にわたる出演の中で積み重なった不信感が背景にある。

さらに、「視聴率低迷で番組が終了したにもかかわらず、そのMCが新番組の看板になるのは理解できない」「失敗の検証もないまま、配置換えで済ませているように見える」との声も多い。刷新を掲げながら、実際には視聴者不在のキャスティングに映っている点が、強い反発を招いている。

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ライター:

千葉県生まれ。青果卸売の現場で働いたのち、フリーライターへ。 野菜や果物のようにみずみずしい旬な話題を届けたいと思っています。 料理と漫画・アニメが大好きです。

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