
Perfumeのあ〜ちゃん(36)が、長年の友人であり、心から応援してくれる“ファン”だと明かした一般男性との結婚を発表。それから数日後、スポニチアネックスの取材によって、その「一般男性」が吉田カバンの4代目社長・吉田幸裕氏(41)であることが判明した。
互いの活動を見守り合ってきた2人が、静かに着地点を見つけた舞台裏には、長い年月が編んだ信頼と、丁寧に積み重ねられた時間があった。
“一般男性”とされた相手は吉田カバンの次期を担う若き社長
あ〜ちゃんの結婚発表直後、SNSには「一般男性ってどんな人?」という声が多く上がった。だが、ふたを開けてみると、その人物は日本を代表するバッグブランド「吉田カバン」を率いる4代目社長だった。
吉田氏は慶應義塾大学を卒業後、イタリアの専門学校でカバン製作の基礎から徹底的に学んだ人物だ。
帰国後は品質管理や企画などさまざまな部署を経験し、36歳の若さで社長に就任した。関係者によれば「高身長で山本耕史さんに似た落ち着いた雰囲気で、仕事にも誠実に向き合う人物」とされている。
取材が伝わった18日、業界関係者の間には静かな驚きが走った。
芸能人の結婚相手=一般男性という言葉の幅広さを象徴する一件となった。
コラボ、打ち合わせ、現場の空気…両者の距離が縮まった理由
2人の出会いは、決して偶然の恋ではない。
Perfumeと吉田カバンの関係は長く、グループは日頃からPORTERのバッグを愛用してきた。
2023年、Perfumeのファンクラブ15周年を記念して「POTR」とコラボバッグを制作した際には、メンバー3人が生地や色選びまで参加し、幾度も吉田側と打ち合わせを重ねた。
工房には、削った革の匂いがかすかに漂い、ミシン針が布を貫く硬い音がリズムのように響く。そんな職人の現場を前に、Perfumeのメンバーは「丁寧につくられたものの強さ」を強く実感したという。
こうした現場や打ち合わせの積み重ねが、あ〜ちゃんと吉田氏の友人関係に温度を帯びさせていったのは想像に難くない。
ファンの間で議論を呼んだ「一般男性」表現
結婚報告の一文は、祝福とともに議論も呼んだ。
- 「一般男性といっても社長なら“著名な一般人”の部類だろう」
- 「芸能人の世界では“芸能人ではない=一般人”という括り」
- 「ファンと結婚したという表現は正直すぎたのでは」
一方で、
- 「プライバシーを守るための表現として妥当」
- 「長年の友人なら破局後に自然と距離が縮まることもある」
という理解の声もある。
Perfumeは“コールドスリープ”と呼ばれる活動休止を控えている。ファンは、発表のタイミングについても「あ〜ちゃんらしい気遣いだ」と受け止めていた。
破局報道からわずか数カ月の結婚、その背景にあるもの
10月には、過去に交際が報じられた俳優との破局が伝えられた。
しかし、あ〜ちゃんは今回の投稿で「昔からの友人」「Best Friend」「Perfumeの活動を心から応援してくれるファン」と説明している。
つまり、
破局後すぐのスピード婚ではなく、長年寄り添ってきた相手との再接続だったということだ。
公演やリリースを前に多忙なスケジュールを走り抜けた2025年。活動休止前という人生の大きな節目で、2人が結婚という選択に至ったことは、むしろ自然に映る。
紅白が“新しい門出”の象徴に ラストステージへの期待高まる
Perfumeは年内で活動を一時停止し、大みそかのNHK紅白歌合戦がラストステージとなる。
ステージの照明が落ち、3人が立つ最後の瞬間、その背景にはそれぞれの人生の次章が静かに広がっている。
あ〜ちゃんにとって、
この紅白は、アーティストとしての節目であり、新しい人生の始まりのステージでもある。
ファンの注目は、これまで以上に強まっている。



