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美川憲一、パーキンソン病を公表 不整脈の一種「洞不全症候群」術後検査で判明

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所属事務所株式会社オフィス・ミカワ HPより

「芸能界のご意見番」に何が起きたのか ペースメーカー手術からの闘病告白

「おだまりっ!」の決め台詞で知られる歌手・美川憲一(79)が、2025年11月13日、公式サイトを通じてパーキンソン病を患っていることを初めて明かした。

関係者やファンの間に衝撃が走ったのは言うまでもない。

 

不整脈の手術後に異変「身体の動きに違和感」

美川が最初に異変を感じたのは今年9月。
不整脈の一種「洞不全症候群(どうふぜんしょうこうぐん)」と診断され、ペースメーカーを埋め込む手術を受けた。

手術は成功したものの、退院後のリハビリ中、「足が思うように動かない」「体が固くなる」といった違和感が続いたという。
その後、再検査の結果「パーキンソン病」と診断された。

 

ステージに立ち続けた“昭和の絢爛タレント”

1946年、長野県諏訪市生まれ。
1965年『だけど だけど だけど』でデビューし、翌年の『柳ケ瀬ブルース』で一躍スターダムに。
さらに『釧路の夜』『さそり座の女』とヒットを連発、艶やかなドレスに金髪ウィッグ——唯一無二の“美川節”で昭和歌謡の象徴となった。

紅白歌合戦への出場は通算26回。
その後、1980〜90年代には、ヒット後の低迷期を経て、タレントとしての活躍を再構築。特にものまねタレントのコロッケによる美川氏のモノマネが話題となり、1989年に「オールスター爆笑ものまね紅白歌合戦!!」にて共演を果たし、再ブレイクのきっかけに。

また、金鳥のCMでの「もっと端っこ歩きなさいよ!」が流行語となり、“セレブキャラ”、“オネエキャラ”、“芸能界のご意見番”としての立ち位置を確立。平成・令和をまたいで息の長い活躍をしている。

 

芸能界の“ご意見番”が明かした素顔

近年は、芸能界のご意見番として数々のバラエティ番組に出演。
「人生いろいろあっていいじゃない」と達観した発言が世代を超えて共感を呼んでいた。

関係者によれば、美川は体調に不安を感じながらも、「最後までステージに立ちたい」という強い信念を貫いていたという。
今後は投薬とリハビリを続けながら、12月の公演での復帰を目指している。

 

パーキンソン病と闘う“美の伝道師”

パーキンソン病は、脳内のドパミン神経が減少することで動作が遅くなったり、震えが起きたりする神経変性疾患。
65歳以上では100人に1人が発症するとされるが、薬物治療やリハビリで症状をコントロールしながら社会生活を続けることは十分可能のようだ。
美川氏のように強い精神力を持つ方であれば、長くステージに立ち続けることも夢ではないだろう。

 

「華やかに、潔く」変わらぬ美川流

芸能生活60年。
浮き沈みを繰り返しても、どんなときも“美川流”を貫いてきた美川氏が、また一つ新たな闘いに挑む。

「雨はね一人にだけ降るのではないのよね。誰にでも平等に降るわけ。自分だけ不幸だと思わない、あなたが苦しんでいる数だけみんなも苦しんでんのよ。逃げないで向き合う。試練だと思えば楽しくなるかもよ」

美川氏がかつて残したこの言葉が、いま再び胸に響く。

 

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ムーンサルト もも

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広告代理店勤務を経て、Webメディア運営会社での編集・記事制作を経験。現在はフリーランスのWebライターとして活動。ネットミーム愛好家。

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