
俳優の柄本時生(36)と、バンド「ゲスの極み乙女」で“ほな・いこか”として活動しながら女優としても活躍するさとうほなみ(36)が13日、双方のインスタグラムで入籍を発表した。
これまで交際や同棲が複数の媒体で報じられてきた同学年カップルが正式に結婚を公表。連名のコメントと2ショットを公開し、芸能界でも注目度の高い2人の関係に多くの祝福が寄せられている。
インスタでの入籍報告と投稿内容
柄本時生とさとうほなみは13日、同日に入籍したことをそれぞれのインスタグラムで明らかにした。
投稿には直筆の署名が添えられた報告文が掲載され、「本日、十一月十三日に入籍いたしましたことをご報告いたします」と明確に記した。続けて「これからも感謝と初心を忘れず、ふたりで歩んで参ります」とメッセージを寄せ、結婚という節目へ向けた決意を示した。
2人は今回の投稿で寄り添う2ショットも公開。近い距離感で笑顔を見せており、普段から自然体で過ごしている様子がうかがえる。双方のアカウントでは数時間のうちに多くのコメントが集まり、ファンからは「お似合い」「幸せを願っています」といった祝福が相次いだ。
共演と仕事を通じて深まった関係
2人の関係が公に注目されるきっかけとなったのは、2023年にアパレルブランドのモデルとして共演した仕事だった。撮影時から親和性の高さが指摘されており、現場では自然に会話を交わす姿が見られたという。
翌2024年には、テレビ東京系ドラマ「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」で再び関わりを持つ。この作品では柄本がプロデューサーを務め、さとうほなみがキャストとして参加。作品制作のプロセスを通じて距離が縮まり、プライベートでも接点が増えていったとされる。
これらの共演を機に、複数の週刊誌が交際の可能性を報じ、今年2月には同棲中と伝える報道も出ていた。交際期間について2人は明かしていないが、半年以上前から“生活を共にする関係”であったと見られている。
柄本時生の家系と俳優としての位置づけ
柄本時生は1989年生まれ。俳優の柄本明と故・角替和枝を両親に持ち、兄は俳優の柄本佑、義姉に安藤サクラという、日本の映画・ドラマ界を代表する一家の中で育った。
俳優としてのキャリアは若くして始まり、2003年に映画「すべり台」(05年公開)のオーディションに合格してデビュー。以降、ドラマ・映画・舞台と幅広い領域に出演し、個性的な役からシリアスな役までこなす柔軟な演技で知られる。
主な出演作にはドラマ「4TEEN」「功名が辻」「おひさま」、映画「謝罪の王様」「聖の青春」などがある。現在もNHK連続テレビ小説に出演中で、俳優として安定した活動を続けている。
私生活では2020年に結婚を発表したが、22年に離婚しており、今回が再婚となる。
さとうほなみの二面性 音楽と女優の両立
さとうほなみは“ほな・いこか”としてバンド「ゲスの極み乙女」のドラマーを務め、2012年の結成以来、独自の存在感を放ってきた。14年のメジャーデビュー以降、ライブパフォーマンスと技術力を評価され、バンドの人気と共に注目度を高めた。
その一方で、2017年からは芸名を「さとうほなみ」とし女優としての活動を本格化。「黒革の手帖」で連続ドラマデビューし、「六本木クラス」「あなたがしてくれなくても」など話題作に出演。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」やNetflixの「今際の国のアリス season2」など、幅広いジャンルで演技の幅を広げ、音楽とは異なるフィールドでも評価を得ている。
プライベートでは過去に結婚歴があり離婚していることを明かしており、今回が再婚となる。
36歳同学年の異業種カップルへの期待
2人は同じ1989年生まれで現在36歳。俳優一家に育ち俳優一本で歩んできた柄本と、音楽と女優業を行き来しながらキャリアを築いてきたさとうほなみは、まったく異なる背景を持つ。
しかし、多忙な芸能界の中で共演を通じて接点が増え、同級生という共通点もあり、自然に関係が深まったとみられる。
結婚発表後、SNSではファンだけでなく俳優・音楽関係者からの祝福も広がり、今後の活動や、将来的な“夫婦共演”への期待も寄せられている。



