人気講師による解説で科目Aの全範囲を網羅
株式会社フォーバルの連結子会社である株式会社アイテックは、2024年10月開講の基本情報技術者試験対策講座に、科目A対策の新動画を追加した。人気講師による分かりやすい解説で、広範な学習範囲を効率的に習得できる点が特徴だ。デジタル人材の需要が高まる中、資格取得を目指す層へ向け、さらなるサポート体制の強化を図る。
基本情報技術者試験は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が主催する国家資格試験だ。ITエンジニアの登竜門として広く認知されており、多くの企業で、採用や昇進の要件として参考にされている。ITシステムの設計・開発から運用・保守、さらにはITコンサルタントまで、幅広い分野で活躍できる可能性を秘めた資格と言えるだろう。
科目A対策とは? 基礎理論から最新技術までをカバー
基本情報技術者試験は、午前試験と午後試験に分かれており、今回アイテックが新動画を追加した「科目A」は午前試験にあたる。この科目Aでは、ITの基礎理論から、コンピュータシステム、ネットワーク、セキュリティ、データベース、ソフトウェア開発、さらには経営戦略や法律まで、幅広い知識が問われる。新動画では、これらの重要分野を効率的に学習できるよう、図解や例題を交えながら解説している。
アイテックは、「ITパスポート試験」をはじめとする情報処理技術者試験対策に強みを持つ教育機関だ。法人向け研修で延べ1万1000団体、個人向けでは累計130万人に教育サービスを提供してきた実績を持つ。同社の基本情報技術者試験対策講座は、独自開発の教材を用いた講義動画、Webテスト、経験豊富な講師陣によるサポート体制が強みだ。2023年5月の試験では、受講生の合格率が81%と全国平均を大きく上回るなど、高い評価を得ている。
今回追加された新動画は、科目Aの全範囲を網羅しており、YouTubeチャンネル「ITすきま教室」で人気の渡辺さき氏が講師を務める。試験対策として重要なポイントを絞り込み、分かりやすく解説することで、効率的な学習を支援する。講座は、試験範囲に加えて基礎的な内容も学べる「プレミアムコース」、試験範囲を中心に学べる「スタンダードコース」、動画とWebコンテンツのみの「プラクティスコース」の3種類を用意。学習スタイルやレベルに合わせたコース選択が可能だ。
デジタル化社会の必須資格、取得でキャリアアップを支援
デジタル化の波はあらゆる産業に押し寄せ、企業の競争力強化には、ITを駆使してビジネスを推進するデジタル人材の確保が急務となっている。
基本情報技術者試験の取得は、IT人材としての基礎知識を証明するものであり、就職・転職活動、キャリアアップにおいても大きなアドバンテージとなるだろう。アイテックは、今後も質の高い教育サービスの提供を通じて、デジタル人材の育成、ひいては日本社会全体のデジタル化推進に貢献していく考えだ。