SDGsという言葉、近年よく耳にするのではないでしょうか?
SDGsとは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略で、世界の社会問題解決のために、2030年までに達成すべき具体的な目標のことを指します。
実際に、イメージ向上や従業員満足度向上といったメリットもあるSDGsへの取り組みを実施している企業は多く、当社アーバンライクもその一つです。
今回はSDGsの観点から当社の取組みをご紹介します。
ライフスタイル創造企業 アーバンライク
当社は、九州一円を目指して熊本・福岡・佐賀・沖縄に拠点を置き、建築や不動産を軸に様々な事業を展開しているライフスタイル創造企業です。
具体的には、注文住宅事業・不動産事業・福祉関連施設事業・一級建築士事務所といった暮らしにかかわる事業を行っております。
2008年にアーバンホーム株式会社として設立した当社は、「高品質な日本の材料で外国のような家を造る」というコンセプトのもと、住宅事業を拡大し、今では年間100棟を超える受注をいただくまでに成長いたしました。
エリアもどんどん拡大を進める中で、2018年、九州を飛び出し沖縄へ進出いたしました。
今までのネームバリューが一切通用しない環境で、当社の強みを最大限活かせる分野を模索し、ホテル事業や不動産とのコラボレーションなどの新たなビジネスモデルを生み出すことが出来ました。
このような経験を得て、私たちが提供している価値は家造りに留まらず、今は無き、本来あるべきモノをつくり、理想以上の暮らしを提供していくことだ、と再確認し、2019年2月に社名を株式会社アーバンライクへと変更いたしました。
常に「理想以上」や「暮らし」を大切にするアーバンライク。私達はその思いを社会貢献活動においても、忘れておりません。
当社アーバンライクは、2021年に国連が提唱する「持続可能な開発目標」に賛同し、 達成に向けた取り組みを行っていくこと宣言いたしました。
またSDGs宣言に伴い、記念の楯を西日本シティ銀行様より贈呈していただきました。その取り組みや当社の社会貢献活動の中で代表的な3つを今回は紹介させていただきます。
福祉と投資を繋ぐマッチングプラットフォーム
1つ目の取組みは2021年に新規事業として開設した福祉関連施設事業「Rashiku」。働くことや収入を得ることが出来ているのにもかかわらず、住む場所がない軽度の障がい者が多く存在しているといった日本の社会問題を解決するために、始めた事業になります。
以前より、福祉事業者様からグループホーム建築のご依頼を頂いておりましたが、その過程の中で、そういった現状についてもご相談いただいておりました。
そこで、まずはアーバンライクが福祉事業者様と一緒にグループホームを建設し、その物件を投資家様へ販売、その後グループホームの家賃等の収入は投資家様へお渡しするといった事業モデルを構築いたしました。
資金面で不安がある福祉事業者様にも安心して建築いただけるように、また投資家様には高い収益還元が出来るように、私達は「理想以上」を常に目指しております。
それによって、アーバンライクは福祉事業者様と投資家様を結ぶプラットフォームのような役割を担っております。この事業の拡大は少なからず、日本の社会問題の解決に繋がることでしょう。
一生に一度の体験を仲間とともに
2つ目の取組みは当社の福利厚生である「リトリート」です。一生に一度の体験を共有するという目的のもと、新卒社員が企画を行う社員旅行になります。
昨年度より、新型コロナウイルス流行のために中止しておりましたリトリートを再開いたしました。
また、それを機にSDGsの目標達成に向けた活動実施を必須とし、昨年度は沖縄・長崎でのビーチクリーンや広島での平和遺構・文化遺産巡りを行いました。
広島リトリートを企画した新卒社員に感想を聞きました。
「広島では平和について考えたり、文化財を見て歴史を感じたり、といったとても貴重な体験ができました。企画段階ではSDGsに絡めて旅行プランを作っていくことは難しかったですが、その分達成感も大きく、当日も楽しく充実した時間を過ごすことが出来ました。一生に一度の体験をするために、来年度の企画もどのようなものになるか楽しみです。」
今年度は東京・沖縄・岡山へ行くプランを企画しております。社員の満足度向上はもちろん、社会貢献も組み込んでいる「リトリート」。
まず初めに社長の指示のもと旅行のテーマを決めるところからプラン立てが始まります。
「理想以上」の提案が出来るように新卒入社社員が最初にぶつかる壁である「リトリート」は、企業の理解を深めるためにも良いコンテンツなのです。
熊本の子どもたちが輝く機会を提供
3つ目の取り組みは熊本の子供たちに向けたイベント、「Livment Cup」です。熊本の女子小学生バスケットボールチームを集めた大会となっております。
近年、部活動の減少や新型コロナウイルスの流行によって、小学生の大会が減少しているというお話を学生様やチームの監督様からお聞きしました。
熊本の地域密着型企業として、熊本の子供たちが活躍する場を提供したいと思い、3年前より毎年開催しております。昨年は参加学生含め、約300名にお越しいただき、とても活気のある大会となりました。
一般の方も入場可能となっておりますので、参加チームの方々や親御様はもちろん、来てくださった全員が笑顔になる、熊本を元気づけていくことが出来る大会にしたいと考えております。
「暮らし」の中で「理想以上」の大会を提供できるよう、今年度以降も企画を進めております。
理想以上を目指し、地域社会に必要とされる存在に
今回は当社アーバンライクの社会貢献についてご紹介させていただきました。SDGs達成に向けて社会貢献活動をしている会社はほかにも多くあると思います。
今回お話しさせていただいたのは一例ですので、他社様の事例も参考に、より多くの会社が社会貢献活動を活発に実施していっていただければ、と思っております。
私たちは今後も常に「理想以上」を目指し、事業展開や社会貢献活動の推進によって、地域社会に無くてはならない企業を目指してまいります。
◎会社概要
社名:株式会社アーバンライク
設立:平成20年2月
代表者:代表取締役社長 吉野 悟
本店:熊本県荒尾市万田1597番地2
福岡本社:福岡県福岡市中央区大名2丁目6-50 福岡大名ガーデンシティ7F
資本金:104,545,000円
業績:売上高 32億2800万円(2022年10月期)
従業員数:103名(2023年4月末現在)(パート・契約社員を含む)
拠点:熊本7拠点 福岡3拠点 佐賀1店舗 沖縄1拠点
事業内容:サービス業
▼アーバンライクHP
https://www.urban-like.co.jp/
◎プロフィール
株式会社アーバンライク 管理部 DX推進室 柴田彩音
長崎県出身、熊本大学文学部を卒業し、新卒でアーバンライクに入社。
新卒1年目より、広報・採用担当としてメディア関連・採用関連の業務を担う。
現在は2年目に突入しさらに社名認知を増やすために、日々奮闘中。