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「MaMa Crew」トークイベント、SHE・ランサーズ・アドウェイズなど女性リーダーが語るキャリアとライフのリアル

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キャリアをひらく、WOMEN’S TALK DAY
キャリアをひらく、WOMEN’S TALK DAY(提供:フロンティア)

フロンティア株式会社が主催する女性向けキャリアイベント「MaMa Crew(ままくる)」の第2回が、2025年7月14日、SHE Ginzaにて開催された。女性のライフステージとキャリアの変化に正面から向き合うセッションには、SHE、ランサーズ、アドウェイズ、ナレッジワークなどで活躍する女性リーダーが登壇し、等身大の経験談を共有した。

 

出産・転職・復職……“キャリアの七転八倒”を語り合う現場

「キャリア×ライフステージの変化」をテーマに掲げた本イベントは、主催企業であるフロンティア株式会社(代表取締役社長:高橋政裕)の高瀬雅代氏による開催趣旨の説明から始まった。参加者は「転職を考えている」「子育てと仕事の両立に不安がある」といった思いを抱える女性たち。そこに、SHE株式会社の松尾真里氏、ランサーズ株式会社の篠原智美氏、株式会社アドウェイズの遠藤由依氏、株式会社ナレッジワークの高野葉子氏、そしてフロンティアの高瀬氏の5名が登壇し、トークセッションが展開された。

各登壇者は、出産・育休・復職といったライフイベントを経ながらも、どのようにキャリアを築いてきたかを包み隠さず語った。

アドウェイズの遠藤氏は、20代の中間管理職時代に100人規模のチームマネジメントを任され、精神的・体力的に厳しい時期を経験したと振り返る。そのうえで「裁量権のある仕事環境を整えたことが、育児と仕事の両立に役立った」と語った。

一方、ナレッジワークの高野氏は、仕事と出産のはざまで揺れ動いた30代を「IPOを機に一区切りをつけ、子どもを迎える決断ができた」と語り、子育てと本業を両立させながらも、パラレルワークに挑戦した経験を披露した。

両者は現在、ポッドキャスト『White Space』を共に配信し、働く女性同士の“モヤモヤ”を共有し合う場として機能させている。

 

「計画通りにいかない」人生への戦略的アプローチ

イベントの後半では、「転職・復職・地域移住」など人生の節目に関するセッションが続いた。篠原氏は、自身のキャリアに加え、結婚・出産・夫の転勤による地方移住という“予想外”のライフイベントを経験した。「20代は仕事中心だったが、思い通りにいかないことばかり。流れに身を任せる考えに変えた」と語った。

また、SHEの松尾氏は、30代以降のキャリア設計において「コンサマトリー(人生を統合的に捉える思想)」という視点を紹介。「20代はキャリアを積み上げる時期、40代は得意分野への集中、50代は集大成としての作品づくり」と、段階的な自己認識の重要性を説いた。

高瀬氏は「子育てもプロジェクトマネジメントも、構造理解と柔軟性が求められる」と語り、若手に対しても「育児経験を通じてスキルを広げる視点を持つべきだ」と呼びかけた。

 

女性のキャリアと共創コミュニティの未来

イベントの最後には、登壇者と参加者の交流会が開かれ、各々の悩みや体験談が共有された。「自分のキャリアを振り返る貴重な機会となった」「ワーママコミュニティでの交流が心強かった」など、参加者からは前向きな声が相次いだ。

今後も同様のイベントは定期的に開催予定であり、フロンティア株式会社は「共に育ち合う」ことを軸としたコミュニティづくりに力を入れていく構えだ。

同社が運営する「Ready Crew(レディクル)」は、上場企業2,800社の導入実績を持つビジネスマッチングエージェントとして、キャリアに関するさまざまなマッチング支援を行っており、本イベントもその延長線上にある取り組みだ。

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ライター:

サステナブル情報を紹介するWEBメディアcokiの編集部です。主にニュースや解説記事などを担当するチームです。

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