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八方尾根開発株式会社

https://happoone.co.jp/

〒399-9301長野県北安曇郡白馬村大字北城5713

0261-72-2715

修学旅行は新しい形へ。環境保全と気候変動を考える体験型SDGs学習プログラム

サステナブルな取り組み SDGsの取り組み
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アイキャッチ_八方池
(画像提供:八方尾根開発)

八方尾根開発株式会社では、2020年にSDGsに取り組む専門部署を設立。

それを機に白馬八方尾根の自然環境や、気候変動に対する企業の取り組みを若い世代に伝えるべく、2021年より学生向けに「SDGs教育プログラム」の提供を始めました。

脱炭素社会へ。八方尾根開発の環境への取組み

白馬村は2019年12月に「気候非常事態宣言」、2020年1月に「ゼロカーボンシティ宣言」をしており、次世代に自然に恵まれた環境を残すために脱炭素社会の実現に向けて積極的に取り組んでいます。

2020年6月に弊社ではSDGsマーケティング部を発足。スキー場から脱炭素社会を目指して取り組むなかで、白馬八方尾根の環境保全を、未来を担う次世代に伝えるために環境学習旅行の受入を始めました。

白馬八方尾根は中部山岳国立公園に指定されており、夏は登山、冬はスキー等と年間を通じて多くの観光客が訪れる場所です。

プログラムでは、八方池へのトレッキングを通したフィールドワークで自然に触れるとともに、講習で学んだ白馬八方尾根の環境への取り組みに対して実際に目で見て理解を深め、考えることで、問題解決力を高められる内容を目指しています。

八方尾根開発が提供する「SDGs教育プログラム」とは?

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(画像提供:八方尾根開発)

八方尾根開発株式会社が運営する「白馬八方尾根スキー場」は総滑走距離約23,000m、最長滑走距離約8,000m、高低差1,071mの日本有数の規模を誇ります。

多くのお客様が訪れる一方、近年の異常気象や地球温暖化による小雪は白馬村でも深刻化しており、スキー場運営にも大きな影響を及ぼすようになりました。

スキー場を維持するために稼働する人工降雪機は多大なCO2を排出し、それが気候変動の要因となってしまうという矛盾のなか、スキー場として社会に貢献すべきことを取り組むべく持続可能な開発目標(SDGs)の活動を本格始動しています。

一方、教育の場においては「新学習指導要領」が導入され、その中に「持続可能な社会の創り手の育成」が明記されていることにより、修学旅行にもSDGsと結び付けたプログラムを希望する学校が増加傾向にあります。

白馬八方尾根は、標高1,680mの黒菱平より上部は中部山岳国立公園に指定され特別保護地区となっており、未来へつなぐべき(残すべき)美しい地です。

かつてより地元ボランティアをはじめ八方尾根の自然の保護や植生の保全をしながら地域を守ってきたという経緯もあり、この環境と、近年の気候変動問題、そして企業としてどのような取り組みをしているかをこどもたちへ伝えるべくSDGsプログラムを構築しました。

スキー場としてSDGsの取り組みをしていることの発信、国立公園にも指定されている美しい環境やスノースポーツが楽しめるこの地にこどもたちを招き入れ、自然環境の大切さを体感してもらうきっかけとなることを目的としています。

「SDGs教育プログラム」の取組み内容

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(画像提供:八方尾根開発)

当社のSDGsプログラムのテーマは「観光地と環境保護」。

中部山岳国立公園に指定された守るべき自然があることや、夏は登山、冬はスキー等と年間を通じて観光客が訪れる地域での環境問題や、観光地ならではの課題について考えます。

事前学習として、八方尾根の自然環境や観光ビジネスについての課題を出す場合もあります。

その上で講習を受け、実際にフィールドを見て体感することでより理解を深められることを期待しています。また、学校の希望により事後に振り返りやディスカッションの場を設けることも可能です。

●スケジュール
(所要時間およそ2時間30分)
※事前に八方尾根について事前学習していただきます
9:00~ ゴンドラ乗車
9:15~ SDGs講習(環境への取り組みについて30分の講習)
9:45~ リフト2本乗車し中部山岳国立公園に指定されているエリアへ
    SDGs講習で学んだチェックポイントを回るポイントラリーをご提案
11:15 ゴンドラ下車

片道60~90分上ると、北アルプスを鏡のように湖面に移すことで有名な「八方池」へ行くことも可能です。

講習で学んだ貴重な植生や地質、環境保全活動について体感できるとともに、「チームワーク力」や達成感を得ることが期待できます。

エリア全体でのSDGs教育も進んでいます。長野県白馬村では、地域、企業が連携して学習旅行を受け入れる取り組みがあり、更なる受入の拡大を目指しています。

白馬村ではSDGsを学習するとともに山、川、湖など多種多様な自然アクティビティを体験することができる魅力的な地です。

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(画像提供:八方尾根開発)

「SDGs教育プログラム」で見込める効果

スノースポーツをしない若い世代が増加していなか、自然を身近に感じてもらうためシーズン関わらず彼らを山へ招き入れることの重要さを実感しています。

そこからスキー場への誘致へ繋がることを願うとともに、SDGsの取り組みを積極的におこなっていることによる社会的貢献から、白馬八方尾根の更なる周知も期待しています。

八方尾根が目指す未来

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(画像提供:八方尾根開発)

わたしたちは、この美しいふるさとを守り、未来へ受け継ぐためにSDGsに取り組んでいます。

SDGs学習プログラムを通じて、未来を担うこどもたちにこの自然が当たり前ではないこと、未来へ受け継ぐためにはどうしたらいいのかを共に考え、持続可能な観光地を目指して何十年先もスノースポーツやトレッキングが楽しめる未来を創っていきたいと思います。

◎企業プロフィール
企業名:八方尾根開発株式会社
URL:https://happoone.co.jp/
事業所(本社):〒399-9301長野県北安曇郡白馬村大字北城5713
設立:1960年12月9日
主な事業内容:
・白馬八方尾根スキー場 (スキー場一般/索道事業・飲食業)
・温泉事業(白馬八方温泉)
・旅行業

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ライター:

八方尾根開発株式会社SDGsマーケティング部。 SDGs専門部署立ち上げ時からもうひとりのメンバーと共に活動。企業としてのSDGs推進活動と、昔から変わらずにある白馬八方尾根の自然環境や、近年の気候変動問題を通じて未来を担うこどもたちとの取り組みを積極的に行っている。スキー場やグリーンシーズン営業の広報やデジタルマーケティングも担う。

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