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健康経営SDGs事例 従業員の歩数を寄付に変えるギークスの革新的アプローチ

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健康経営SDGs事例 従業員の歩数を寄付に変えるギークスの革新的アプローチ
提供:ギークス株式会社

従業員の健康増進という内向きの施策をいかにして外向きの社会価値へと転換するか。ギークスグループが実践した歩みを寄付に変える試みは、人的資本を起点としたサステナビリティの新たな地平を切り拓いている。

 

地球半周分の歩数を寄付へ繋げたチャリティウォーキングの全容

IT人材事業を主軸に展開するギークス株式会社とシードテックは、2025年11月の1ヶ月間、組織の枠を超えたウォーキングイベントを完遂した。特筆すべきは、単なる運動習慣の推奨に留まらず、200歩につき1円を会社が寄付するという具体的なドネーションの仕組みを導入した点にある。有志101名の参加者による歩数は、目標を大きく凌駕する28,978,432歩に達した。地球半周分に相当するこの膨大な歩みは、144,892円という血の通った寄付金となり、日本赤十字社を通じて災害支援や医療支援へと役立てられる。

利己と利他を調和させる仕組み 既存の健康増進施策との決定的な違い

多くの企業が導入する健康施策が、個人の景品やポイント付与といった内向きの報酬に終始するなか、ギークスのアプローチは自分の健康維持が誰かの救いになるという社会的意義を動機づけの中心に据えた。この利己と利他の高度な一致こそが、他社の追随を許さない独自性である。また、社内チャットでの歩数報告を通じて、リモートワーク下で希薄化しがちな部門間のコミュニケーションを再構築しており、運動不足解消と組織活性化という二角の問題を同時に解決している点は、経営戦略として極めて合理的といえる。

21世紀で最も感動を与えた会社 ギークスが掲げるESG経営の哲学

 

この取り組みの背景には、同社が掲げる21世紀で最も感動を与えた会社になるというグランドビジョンが深く根ざしている。持続的な企業成長の原動力はメンバーとその家族の心身の健康にこそあるという信念だ。現場のメンバーからは、歩くことが誰かのためになるという実感がモチベーションに直結したという声や、部門外のメンバーとの交流が生まれたことを歓迎する声が上がっている。同社が目指すのは、健康経営を単なるコストや義務と捉えるのではなく、企業価値を向上させ、社会に感動を届けるための戦略的な投資と位置づけるESG経営の姿である。

人的資本経営のヒント 従業員の自発性を引き出す仕組みのデザイン

ギークスの事例が日本企業に示唆するのは、精神論的な推奨ではなく、行動が自然に社会貢献へと結びつく仕組みの重要性である。参加の心理的ハードルを下げつつ、寄付という形で成果を可視化し、それを共通の話題として組織内に循環させる設計が、従業員の自発的な行動変容を導き出した。2026年春には累計寄付額20万円の達成を見据えるなど、一過性のイベントに終わらせない継続性も評価に値する。個人の健康を社会の活力へと還流させるこの循環モデルは、人的資本経営の真髄を体現するものであり、これからの企業が目指すべき一つの到達点を示している。

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サステナブル情報を紹介するWEBメディアcokiの編集部です。主にニュースや解説記事などを担当するチームです。

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