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aiESG、AIとビッグデータでサプライチェーンのESG情報を可視化

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新サービス「aiESG Flow」β版を提供開始

aiESG Flowの画面
提供:aiESG

近年、企業にとって自社の事業活動だけでなく、サプライチェーン全体でのESG(環境・社会・ガバナンス)への取り組みが強く求められている。原材料調達から製造、販売に至るまで、多くの企業が関わるサプライチェーン全体でのESGリスクへの対応は、企業の持続的な成長にとって不可欠だ。

しかし、サプライチェーンは複雑かつ広範囲にわたる場合が多く、その全体像を把握し、ESGリスクや機会を特定することは容易ではない。

例えば、サプライヤーは世界中に点在しており、CSR調達アンケートなどをもっても情報収集は容易ではない。また、人権デューデリジェンスなど、定量化が難しいESG指標も多く存在する。加えて、膨大な量のESG情報を効率的に管理し、分析する必要もある。

こうした企業の課題を解決するため、株式会社aiESGは製品ごとのESG指標を定量的に評価し、サプライチェーン上のリスクとポジティブインパクトを可視化する新サービス「aiESG Flow」のβ版を11月1日より提供開始する。

AIとビッグデータでサプライチェーンのESG課題を解決

aiESG Flowは、aiESGが保有する九州大学馬奈木研究室の研究実績に基づいたビッグデータとAIを用いることで、従来手法では把握しにくい上流の取引を補完し、サプライチェーン全体の可視化を実現する。

AIを用いた自動化された分析により、サプライチェーン全体に潜むESGリスクを迅速に特定し、評価することができる。また、人権デューデリジェンスなどのESG指標を定量化し、企業はリスクが高い項目を容易に把握することができるという。

可視化されたESGデータは、情報開示に必要なレポート作成などの業務効率化にも繋がり、大幅な工数削減が可能となる。さらに、サプライチェーンにおける潜在的なリスクを事前に特定し、対応することで、訴訟リスクや風評被害といったコスト発生の可能性を低減できる。

九州大学発スタートアップが開発

aiESG Flowは、製品およびサービスレベルのESG分析を通して、持続可能な社会の実現を目指す九州大学発のスタートアップ企業である株式会社aiESGが開発した。同社は、国連報告書代表など国際的・学術的な長年のESG研究成果を元に、サプライチェーンを全て遡ったESG評価プラットフォーム「aiESG」を提供している。

aiESG Flowは、このaiESGのプラットフォーム上で稼働するサービスとして開発された。aiESGが蓄積してきたESGデータとAI技術を活用することで、高精度な分析と評価を実現している。

β版ユーザーを募集中!

aiESGは、11月1日からのaiESG Flowβ版提供開始に先立ち、β版ユーザーを募集している。aiESG Flowの利用を希望する企業は、同社ウェブサイト内の問い合わせフォームから連絡が可能だ。

問い合わせフォーム https://lp.aiesg.co.jp/flow/contact

【株式会社aiESGについて】

会社名:株式会社aiESG 本社所在地:福岡市博多区博多駅前 1-15-20 NMF博多駅前ビル 2階 代表取締役社長:馬奈木 俊介 事業内容:プロダクト/サービスレベルのESG分析事業 HP:https://aiesg.co.jp/

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ライター:

サステナブル情報を紹介するWEBメディアcokiの編集部です。主にニュースや解説記事などを担当するチームです。

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