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YouTube収益化停止の波 登録者124万人のフィットネスYouTuberが活動休止 家族系や大食い系も影響か

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ブスの美ボディメイクmiey
ブスの美ボディメイク(@mieybodymake) YouTubeチャンネルより
登録者124万人の人気フィットネスYouTuber「ブスの美ボディメイク -miey bodymake-」が、YouTubeの摂食障害関連ポリシー違反によりチャンネル全体の収益化を停止され、活動休止を発表した。
2026年4月に入り、家族系チャンネルや大食い系コンテンツでも同様の措置が相次いでおり、クリエイターの間で不安が広がっている。YouTubeのポリシー強化とAI審査の影響が背景にあるとみられる。
 

YouTubeポリシー強化の背景

YouTubeは2023年以降、摂食障害を助長するコンテンツの規制を厳しくしている。低体重の強調や極端なダイエット表現、過食の美化などが対象となり、2025年から2026年にかけてAIを活用した審査がさらに強化された。これにより、個別動画の削除だけでなく、チャンネル全体の収益化停止事例が増加している。

対象となるのは、主に「拒食や過食の模倣を促す行動」「特定のボディを理想化する描写」「未成年者の安全に関わる露出」などだ。フィットネス動画ではBMIの低い体型を前面に出した内容が、家族系では子供の頻繁な出演がフラグされやすい状況となっている。YouTube側は公衆衛生と視聴者保護を理由に挙げるが、クリエイターからは「基準が不明瞭」「AI誤判定が多い」との指摘も出ている。

 

mieyさんの収益化停止と活動休止

「ブスの美ボディメイク」は、ダイエットやピラティスを中心とした動画を投稿し、登録者124万人を擁する人気チャンネルだった。運営者のmieyさんは4月4日頃の動画で、2ヶ月前から動画削除が相次ぎ、チャンネル削除のリスクを避けるため更新を停止すると発表。

動画内で涙を浮かべ、「悔しくて涙が止まらない」と語った。停止理由は摂食障害ポリシー抵触とされ、mieyさんのBMI16.8という低体重を強調した内容や「爆痩せ必至」などのタイトルが問題視されたとみられる。mieyさんは韓国出身で銀座にピラティススタジオを2店舗経営しており、フィットネス業界でも注目されていた。活動休止により、ファンからは「自業自得」との批判と「ポリシーが厳しすぎる」との擁護が交錯している。

 

家族系YouTuberの類似事例

2026年4月1日以降、家族系チャンネルでも収益化停止が相次いでいる。代表例がシングルファザーYouTuber「二か月のパパ」だ。6歳の息子「おうきくん」との日常を男手一つで発信する同チャンネルは登録者15万人を超えていたが、突然収益化を停止された。

YouTube側の理由は「望まない注目が未成年者に集まるように仕向けるコンテンツ」。本人は動画とX(旧Twitter)で「危険や虐待は一切ない」「AIの誤判定だ」と強く主張し、6年間の育児動画が無になる危機に「一生懸命子育てをしてきたのに」と困惑を訴えている。子供の顔出しをメインにした家族vlogは、児童保護の観点からCOPPA関連やプライバシー侵害のリスクが高いと判断されやすい。

他の家族系チャンネルでも同様の停止報告があり、ネットでは「子供を売り物にするのは児童労働的」「親の私利私欲で子供の将来を危険にさらす」との支持意見が多数を占める一方、「地道に活動していたのに可哀想」との同情も見られる。

 

大食い系コンテンツの状況とポリシー適用

大食い(mukbang)系では、mieyさんほどの明確なチャンネル全体停止事例は少ないものの、過食描写やパージング疑惑が摂食障害ポリシーに抵触する可能性が指摘されている。2025年12月には登録者85万人超のとぎもちさんが、ハットグ大食い動画で咀嚼後の食べ物を吐き捨てるような編集ミスが映り込み、炎上。体調不良を理由に無期限活動休止を発表した。過食をエンターテイメントとして美化するコンテンツは、拒食側とは異なるが「真似しやすい異常行動」として規制対象になり得る。

YouTubeのポリシーは低体重美化を特に厳しく取り締まる傾向があり、大食い系との「基準の不均衡」を疑問視する声がネット上で目立つ。mukbang全体がエンタメとして残りやすい一方、吐く行為の疑いが出ると個別削除や年齢制限のリスクが高まる。

 

ネット上の反応と今後

Xやまとめサイトでは、mieyさんや家族系の停止を巡り二極化した反応が見られる。

家族系に対しては「子供保護優先」「顔出しはリスク大」と賛成意見が大多数。mieyさんについては「痩せすぎを理想化するのは問題」との批判と「大食い系が緩いのはおかしい」とのバランス論が並ぶ。

「AI審査の誤判定多すぎ」「突然の停止で生活が破壊される」との不安が広がり、「量産型コンテンツ排除の波及」と分析する声もある。2026年に入り、信頼できないコンテンツやinauthenticな動画への規制が強化されており、再審査で復活するケースもあるが、時間と労力がかかる。

YouTubeは子供安全や公衆衛生を守る姿勢を崩していないが、クリエイター側は「子供の出演控えめ」「独自性重視」「教育的価値の明確化」を対策として検討する動きが出ている。今後、ポリシーのさらなる厳格化で、フィットネス・家族・大食い系に限らず幅広いジャンルに影響が及ぶ可能性が高い。

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ライター:

千葉県生まれ。青果卸売の現場で働いたのち、フリーライターへ。 野菜や果物のようにみずみずしい旬な話題を届けたいと思っています。 料理と漫画・アニメが大好きです。

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