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【衆院選2026】TBS特番で起きた「太田光 vs 高市早苗」激論選挙直後の「責任追及質問」が大炎上、TBSへの苦情も相次ぐ

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太田光 vs 高市早苗

2026年2月8日投開票の第51回衆議院選挙で、自民党は単独316議席を獲得し、3分の2超の圧勝を果たした。その直後に放送されたTBS系開票特番で、思わぬ激論が起きた。
爆笑問題の太田光氏が高市早苗首相に「公約ができなかった場合の責任」を問い、高市氏が「暗い話はしないでください」「意地悪やなぁ」と強く反発。このやり取りがXで拡散され、高市擁護と太田支持が衝突する炎上に発展し、太田氏を起用したTBSへの苦情も相次いでいる。

 

選挙直後に投げかけられた「責任」という問い

問題のやり取りは、午後10時20分頃に始まった高市首相との中継対談で起きた。冒頭は穏やかで、高市氏が「『サンデー・ジャポン』が好き」と語り、太田氏も「サナエちゃん大好き」と応じるなど、緊張感はなかった。
話題が自民党公約の目玉である「食料品の消費税率を2年間0%」に移ると、太田氏は「ここまで勝つと、党内でやらなくてもいいという声が出るかもしれない」と指摘。高市氏は「公約を掲げて選挙を戦った以上、やらない候補者はいない」と冷静に返した。
しかし太田氏は続けて、「日本の政治家は責任の所在が曖昧になることが多い。もしできなかった場合、どう責任を取るのか」と踏み込む。選挙直後の高揚感が残る中で、「未達」を前提にした質問が投げかけられたことが、視聴者の感情を大きく揺さぶることになった。

 

「意地悪やなぁ」が象徴した受け止めのズレ

この問いに対し、高市首相は表情を変え、「公約に掲げたんだから一生懸命やる。できなかった場合とか、そんな暗い話はしないでください」と強い口調で反論した。太田氏が「責任の取り方です」と重ねると、高市氏は関西弁で「なんか意地悪やなぁ。最初からできへんと決めつけんといてください」と応じ、そのまま時間切れで中継は終了した。
太田氏は制度的な「説明責任」を求めたが、高市氏は「これから挑戦する段階で失敗を前提に語るな」という姿勢を示した。両者の論点は噛み合わないまま終わり、「意地悪やなぁ」という言葉だけが独立して拡散される構図が生まれた。

 

Xで拡散した賛否 高市擁護と太田支持の論点

問題の場面は放送直後から切り抜き動画としてX上で急速に拡散し、「#太田光」「#高市早苗」「#意地悪やな」などの関連ワードがトレンド入りした。投稿数は短時間で膨れ上がり、2月9日夜時点でも議論は沈静化していない。
反応は大きく二極化したが、全体の量感としては高市擁護、太田非難が優勢とみられる。

高市支持側の論点は、質問の「タイミング」と「前提」に集中している。

「選挙で圧倒的信任を得た直後に、失敗を前提とした問いを投げるのは失礼」「これから実行しようとする段階で責任論を突きつけるのは、水を差す行為だ」といった声が相次いだ。
また、「暗い話はしないでください」「意地悪やなぁ」という高市氏の言葉に対して、「本音が出た」「人間味があって好感度が上がった」「あの場で感情を抑えずに返したのが逆に誠実」と評価する投稿も目立つ。関西弁での応酬は「強い言葉」ではなく「距離を詰める言葉」として受け取られ、支持層の共感を呼んだ形だ。
さらに、太田氏のバラエティ色の強い話法に対し、「選挙特番という場にそぐわない」「キャスターとしての適性に疑問がある」と、質問内容以前に立ち位置そのものを問題視する声も重なった。

一方で、太田氏を支持する側の論点は明確だ。「政治家に公約の責任を問うのはジャーナリズムの基本で、むしろ当然の質問」「過去に公約が曖昧に処理されてきた歴史がある以上、事前に責任の取り方を確認するのは合理的」とする意見が多い。
太田支持派は、「意地悪」という言葉そのものに強い違和感を示す傾向がある。

「責任を問うことが意地悪扱いされるなら、誰も厳しい質問ができなくなる」「圧勝したからこそ、成功前提ではなくリスクも含めて説明すべきだ」といった投稿が並ぶ。
特に、「責任の取り方」を具体的に語らず、「やる」「頑張る」という姿勢論で返した点を問題視する声もあり、「質問から逃げたように見えた」「論点をずらした印象が残った」との指摘も一定数あった。

興味深いのは、両陣営が同じ事実を見ながら、真逆の価値判断を下している点だ。高市支持側は「今は応援の段階」、太田支持側は「今こそ検証の入口」と捉えており、どちらも自らを民主主義の担い手だと自認している。
結果として、この炎上は単なる人物評価や言葉尻の問題ではなく、「選挙直後の政治家に、社会は何を求めるのか」「祝祭と監視は両立するのか」という根源的な問いをX上に突きつける形となった。

 

批判の矛先が向かったTBSの起用判断

炎上はやがて、太田氏個人からTBSへと矛先を移した。

「太田光を政治番組に使わないでほしい」「また起用するTBSのセンスが分からない」「過去の炎上を学習していない」といった投稿が相次ぎ、番組視聴を避けるという声も見られた。
SmartFLASH、女性自身、東京スポーツ、日刊スポーツ、中日新聞なども「失礼質問に批判殺到」「キャスター起用に疑問」「視聴者から厳しい声」と報じ、ネット上の騒動は報道を通じて拡張された。結果として、TBSの編集姿勢やキャスター選定の是非が改めて問われる展開となっている。

 

著名人の反応が映した「応援」と「監視」の対立

著名人や影響力アカウントの反応では、高市寄りの発信が目立った。

連続起業家の溝口勇児氏は、「単独で3分の2超を獲得した強さ」を評価しつつ、「社会が良くならなければそれは自民党の責任」と前提を置いた上で、太田氏の質問スタイルを「先回り批判文化」と批判。

「覚悟ある行動を事前に疑う風潮が本気の改革者を排除する」と指摘し、起業家層から共感を集めた。
YouTuberや社会問題発信者からも「挑戦者を萎縮させる質問」「リスペクト欠如」との声が相次ぐ一方、太田氏を積極的に擁護する著名人発信は少なく、政治ウォッチャー層に限定的だった。
この騒動の本質は、選挙で圧倒的信任を得た直後の「応援ムード」と、メディアが担う「権力監視」の衝突にある。祝祭と検証を同時に求められる選挙特番の難しさが、象徴的な形で露呈したと言える。

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ライター:

千葉県生まれ。青果卸売の現場で働いたのち、フリーライターへ。 野菜や果物のようにみずみずしい旬な話題を届けたいと思っています。 料理と漫画・アニメが大好きです。

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