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チームみらい・山本たけよし候補者、公認辞退の理由が衝撃 架空取引のオルツの営業責任者だった過去

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山本たけよし チームみらい公認辞退

「勢いがあるから当選確実じゃないか?」

そんな期待を一心に背負っていたスター候補が、選挙直前にまさかの逃亡。その背後には、投資家を地獄に叩き落としたあの「巨大粉飾事件」の影があった。

 

「一身上の都合」の裏側

「まさか、あの会社の幹部だったとは……」

永田町関係者が絶句するのも無理はない。2月3日、衆院選・比例近畿ブロックの公認候補であった「チームみらい」の山本たけよし氏が、突如として公認辞退を申し出た。

党は翌4日朝、「本人の申し出を受理した」と発表。表向きは履歴書の記載漏れとされているが、取材班がその“漏れた経歴”を洗うと、驚くべき事実が浮かび上がった。山本氏がひた隠しにしていたのは、株式会社オルツの営業責任者(執行役員)という肩書きだったのだ。

 

売上の9割がウソ…「オルツ事件」の悪夢

オルツといえば、記憶に新しいAI開発企業である。2025年8月に上場廃止、そして民事再生法適用というスピード倒産劇を演じたが、その中身はあまりに無惨だった。

「AIによるデジタルクローン技術などを謳い文句に資金を集めましたが、実態はボロボロ。2021年から24年にかけて、売上高の最大9割が架空計上(循環取引)だったことが発覚しました。上場時の株価540円は、廃止時にはわずか5円。紙屑同然の株を掴まされた投資家たちの阿鼻叫喚は、今もネット上に残っています」(経済部記者)

今回入手した内部資料(画像参照)を見ると、その悪質さは一目瞭然だ。 山本氏が執行役員を務めていた2022年12月期。本来の財務諸表上の売上高は約26億円とされているが、そのうち「影響額(架空売上)」は約24億円。つまり、売上の91.3%が粉飾だったのだ。

わずか2億円の実業を26億円に見せかける――。そんな“張りぼて企業”で、山本氏はあろうことか「営業の総責任者」を務めていたのである。

 

AIの第一人者・安野代表の「身体検査」に疑問符

営業トップが、自社の売上の9割を占める架空取引を知らなかったと言えるのか。山本氏は「別の会社での正社員勤務と並行していた」と弁明しているようだが、執行役員として名を連ねておきながら「知らぬ存ぜぬ」は通らないだろう。

そして、批判の矛先は党代表の安野貴博氏にも向く。

 

経済評論家の上念司氏もSNSで〈心体検査がザル〉と指摘するように、今回の失態はあまりに杜撰だ。 何より、安野氏はAI界の第一人者である。「同業であるAI開発の上場企業(当時)の実態を知らなかったはずがない」(業界関係者)との声も上がる。

「胡散臭い」と噂され始めたチームみらい。 「未来」を作るはずのAI政党が、過去の亡霊に足を救われるとは皮肉な話である。

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寒天 かんたろう

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ライター歴26年。月刊誌記者を経て独立。企業経営者取材や大学、高校、通信教育分野などの取材経験が豊富。

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