
人気AV女優として活動していた小宵こなん(こよい・こなん)とその夫をめぐる横領・詐欺疑惑が、再び業界をざわつかせている。SNSでは暴露系インフルエンサーの滝沢ガレソ氏(@tkzwgrs)が10月5日、X(旧Twitter)にて「小宵こなんの件、どうなったんだよ!」という声が相次いでいると投稿。
そしてその“続報”として、新たな被害者の存在を明らかにした。
「その後は同じく小宵こなん夫妻の被害にあった時田亜美さんも詐欺被害を告発されていました」
滝沢氏によると、小宵本人にも夫の件を直撃したというが、「私は知らない」と軽くはぐらかされたという。
沈黙を貫く小宵夫妻の裏で、被害者たちの声だけが次々と上がっている。
ファンクラブの裏で横領疑惑 「収益も未払いのまま」
告発したのは、同じAV業界で活躍するこれまた有名女優の時田亜美さん(現在は「ami」名義)。
彼女は自身のInstagramで「ご報告」と題した声明を投稿し、事の経緯を明らかにした。
それによると、時田氏のファンクラブ運営を小宵夫妻が紹介した株式会社iS(代表:板津勝久氏)に委託していたが、売上金の一部が横領され、虚偽の説明を受けていたという。
さらに、グッズの無断販売まで行われていたというから驚きだ。
「明細や領収書がなく、虚偽の説明を受けていたことで、売上を横領されていたことが判明しました」
「無断でグッズ等の通販をされておりましたが、その収益も支払われておりません」
事態を知った時田氏が運営責任者に連絡を取ると、なんと音信不通に。
「逆に連絡が取れなくなっております」と声明には記されている。
実名で告発「信用が困難」 会社にも問い合わせも返答なし
さらに、時田氏は声明の中で運営を委託した会社を実名で明記した。
「株式会社iS」「板津勝久」という名を挙げ、「mi-museの本社にも問い合わせたが、返答がなく信用が困難と判断した」と述べている。
表面上は“ファンクラブ支援”をうたう会社だったが、実態は杜撰な金の流れが渦巻いていたようだ。
「何人もの方を騙していた」 元女優が綴る怒りと後悔
時田氏はさらに、「夫婦であることを隠し、何人もの方を騙していた」と今宵夫婦の手口を暴露。「このような人道に反する行為を続け、裁きを免れていることに憤りを感じています」と強い言葉をつづった。
同時に「確認も不十分であった」と、自らの管理体制にも反省の弁を述べている。
「今後は私個人でファンクラブを運営・管理していきます」
ファンとの信頼を守るため、ひとりで立て直しを決意したという。
河北彩花・七瀬アリスにも火の粉? 滝沢ガレソが過去に暴露
このトラブル、実は以前から“火種”はくすぶっていた。
滝沢ガレソ氏は9月20日の投稿で、小宵こなんが同業の人気女優・河北彩花さんや七瀬アリスさんに接近し、SNSコラボを口実に夫のイベント会社を紹介。その会社が彼女たちの着用下着やグッズを無断で販売していたという情報が寄せられていると明かしていた。
「小宵こなんさんのAVも七瀬アリスさんのAVも現在実施中のガレソセールで100円ポッキリなので、セール終了後に取り上げます」
ガレソ節の冗談めかした文言の裏には、詐欺被害が現在を代表するトップAV女優たちの間で広く蔓延していることを浮き彫りにしたといえる。「AV界の“夫婦経営トラブル”」という聞き慣れない言葉が、現実味を帯びて、ファンにも露呈し始めた瞬間だった。
幸せの裏で泣く男子たち トップ女優たちの“ドロドロ”に現実を見た
ここまでくると、AVファンたちは複雑な思いに沈んでいるかもしれない。かつて夢を見せてくれたトップ女優たちの、金と裏切りが絡むドロドロした現実。
SNSでは「推しの幸せを願ってたのに」「裏ではこんなことが起きてたなんて」と、落胆の声が広がる。
さんざんお世話になってきた男子諸君も、胸を押さえて泣いているのではないか。
「幸せな側面だけ見せてくれればいいのに」
そんな嘆きが今夜もタイムラインを漂う。
最後は裸一貫でやり直す?
この一件は、タレントの信用や契約、ファンとの信頼を根底から揺るがす問題に発展しかねない。
芸能やアダルトの世界は、見せ方ひとつで天国にも地獄にもなる。
だが、もしも小宵こなんがすべてを清算し、裸一貫から再出発するなら、数々の伝説をつくってきた女優なだけに、それはそれで、また新しい“物語”の幕開けになるのかもしれない。