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帝人フロンティアと大塚実業の事業シナジー|帝人フロンティア株式会社繊維資材第二本部

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帝人フロンティアと大塚実業の事業シナジー帝人フロンティア株式会社は、繊維業界で類を見ない「メーカー」と「商社」という2つの機能が融合したハイブリッド型の企業です。2020年に打ち出した環境戦略『THINK ECO』では、地球環境にやさしいものづくり・仕組みづくりを通し、繊維で暮らしを進化させるために、具体的な数値目標も掲げて推進しています。

「ろ過布」を製造するメーカーである大塚実業株式会社が密接な関わりを持ってきたのは、帝人フロンティアの中でも繊維資材第二本部です。同本部は『THINK ECO』の「環境負荷低減による自然との共存」という重点目標を担い、「きれいな空気と海を守る」ための資材を中心に扱っています。

メーカーであり商社という希有なDNAを持つ帝人フロンティアから見た大塚実業株式会社、また代表取締役社長 大塚雅之さんへの思いなどについて、繊維資材第二本部の中島本部長、池端部長、内山課長にお話を伺いました。

大塚実業大塚社長から帝人フロンティア株式会社さんへのメッセージ

──まず、大塚実業の大塚社長から、帝人フロンティア株式会社さんへのメッセージをお伝えします。

帝人フロンティア株式会社さんへ

糸のことをはじめ、弊社の営業先、海外進出など、様々なサポートをしてくださいます。中島本部長、池端部長、内山課長、そして弊社担当の佐藤さんには、大変お世話になっています。佐藤さんは大変フットワークが軽く、私たちの事業を大きく支えてくださっています。

 

もともとは部材の仕入れがメインのお付き合いだったのですけれども、担当の佐藤さんがきっかけでお付き合いの幅が広がりました。一時、先方の事情で資材系部署を大阪に統合するという話が出たことがあったのですが、私たちとしては佐藤さんがいなくなってしまうのは、とても困るというわがままを言わせて頂き、そのまま佐藤さんに担当をして頂きました。

 

関係が急激に近くなったのは、5年ほど前からでしょうか。弊社が海外進出を意図し始めた際に、帝人フロンティアさんはもちろんグループとして広範な海外のネットワークを築いていらっしゃったので、協力をお願いいたしました。一例を申し上げれば、弊社にはベトナム法人が本来ないのですが、帝人フロンティアさんのベトナム法人を通して、お客様にアプローチして頂いています。

 

帝人フロンティアさんに新しい資材の相談をすると、しっかり反応頂いて、常に寄り添って検討してくださいます。弊社にとっては、「困ったときのよりどころ」といった要の立ち位置にいてくださるので、とても心強いです。本当に気持ち良くお付き合いさせて頂いていることを深く感謝いたします。これからも、ずっとご一緒させて頂きたいと勝手ながら思わせて頂いております。

 

お聞きしたいこととしては、なぜ弊社のことをこれほどまで気にかけてくださるのか、そこがとても気になります。
(大塚実業株式会社 代表取締役社長 大塚雅之)


大塚実業の記事はこちらからも読むことができます!

帝人フロンティアのステークホルダーと向き合う姿勢を評価してくれた大塚社長

──帝人フロンティア株式会社繊維資材第二本部とはどのような部署なのでしょうか。

中島 「資材」という単語から購買部のようなイメージを抱く方もいますが、「繊維資材」がワンワードです。弊社のルーツは1869年にまでさかのぼります。合繊メーカーとの長年の取引関係から、繊維に様々な加工を施し、付加価値を付けてお客様に販売しています。大塚実業さんをはじめ、様々な分野の企業さんとお取り引きがあります。

池端 弊社にはそれぞれの分野で特化した部隊がありますが、繊維資材第二本部は比較的幅広く、一般産業用資材を全般的に取り扱っています。商社とメーカーの機能を併せ持っていますので、両方の機能を最大限、かつ柔軟に活用してお客様のニーズにマッチングさせることを目指しています。その好事例が、大塚実業さんと弊社の今の関係だと思います。

──御社と大塚実業さんのつながりの変遷をお聞きします。まず取引開始の経緯からお聞かせ頂けますか。

池端 弊社は、大塚実業さんとは長年の取引歴があり、もともとは、フィルター用原糸のみの販売でした。それが今では、織物を含む中間素材や、今後は最終製品の取引も視野に入れたお話をさせて頂いております。 先日の営業会議でも「大塚実業さんとの取り引きはその後も順調に増加している」と報告を受けており、大変ありがたく思っております。

──大塚社長は、御社の営業担当の佐藤さんのご提案をきっかけとして取引の幅が拡大していったと語っておられます。

池端 その通りです。私は2015年に繊維素材課の課長に就任しましたが、それ以来、大塚実業さんの営業担当は佐藤がさせて頂いております。前段の通り、私たちは、原糸・原料販売の仲介だけではなく、新たな価値、お客様にとっての付加価値を提供するというマインドで仕事をしています。その中で佐藤の働きを大塚社長が評価してくださったのだと思います。お客様のお声を聴きながら、どういうお力添えができるのか、という視点で様々なご提案を続け、徐々に取引が広がり今に至っています。

中島 特にこの2~3年は大塚社長とはベトナム出張もご一緒するようになりましたね。

池端 そうですね。大塚実業さんは、いずれはベトナムに会社を設立し、工場を建て、現地で製造・販売をするという構想をお持ちです。大塚社長のメッセージにもございましたが、弊社のベトナム法人の機能をご活用頂き、ありがたく思っています。水処理関連の展示会にご一緒させて頂き、市場調査、潜在顧客との面談等を行い、将来構想に向けての準備のお手伝いを現地スタッフ、及び日本からの出張メンバーでさせて頂きました。 また、中国の仕入れ先にも同行させて頂きました。大塚実業さんとは、販売、仕入れの両面から、弊社も組織的に連携させて頂いております。

帝人フロンティアさんの取材風景

取材はオンラインで行いました

相乗効果を発揮し、成長するウィンウィンの関係

──大塚社長は「なぜ弊社のことをこれほどまで気にかけてくださるのか、そこがとても気になります」と語っていますが、その点についてはいかがでしょうか。

中島 大塚社長が抱かれている大きな志の部分が大きいですね。事業の拡大のみならず、CSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)の活動にも積極的に取り組んでいます。帝人グループである弊社でもなかなかできていないようなことを、大塚社長ご自身が率先して活動されています。その大塚社長ご本人の心意気に感銘を受けています。

また、事業についても、大塚実業さんのろ過布フィルターも高く評価しています。ハイエンドなポジションで市場からも高い評価を確立しています。

大塚実業さんは、国内ろ過布フィルターのニッチな市場の50%を占めていますので、事業基盤は確立されているのですが、さらなる取り組みとして、SDGsの『目標6:安全な水とトイレを世界中に』を推進するために積極的な海外展開を目指しておられます。

同時に国内市場でも、これまでハイエンド中心だったポジショニングを、ミドルハイからハイエンドまでに拡大するなどして、一層の企業価値の向上を図る努力をされています。そのような社会性、独自性、経済性の最適バランスを追求しようとする事業構想にも大変感銘を受けています。

──大塚社長が今のお話を聞いたら、非常にお喜びになるのではないでしょうか。

中島 思っていることを正直に申し上げただけです(笑)。私たちの「お客様に寄り添い、同じ目的で事業を拡大していく」というポリシーを体現する大塚実業さんとの取り組みは、弊社の中でもグッドエグザンプルになっているのです。

──御社は、お客様・取引先・協力会社に寄り添い、共に成長していきたいという思いを持っておられるのですね。

中島 はい。大塚実業さんのように、より多くのお客様と共に成長していくようなウィンウィンの関係を築いていきたいと考えています。

池端 商社として繊維資材を仕入れて販売するだけでは、弊社の強みを十分発揮できているとは言えません。佐藤の例のように、フットワークを利かせて、お客様に様々なご提案をして、顧客ニーズに応える営業活動を実施することで、弊社の価値を見出して頂き、より関係を深めていくことができていると考えます。大塚実業さんとは、お互いの会社の強みを生かし、シナジーを発揮することができています。良いモデルケースであると同時に、非常にありがたいと感じています。

内山 私は以前、大塚実業さんにフィルター用の原糸の値上げをお願いしたことがありました。やむを得ない事情によるご相談だったのですが、弊社からのご依頼を真摯に受け止めて頂き、迅速な意思決定をしてくださいました。とても男気のある方だと思います。

その後は、私がベトナムで新会社設立の経験がありましたので、お互いの事業のベクトルも合い、海外進出のお手伝いをさせて頂く関係に発展しています。昨年の本社新工場設立時の大塚社長のお言葉にも、大変感銘を受けた次第です。これからも事業パートナーとしてご一緒させていたければ幸いです。

夢を実現するサポーターとしてステークホルダーに貢献したい

──最後に、大塚実業さんがより良くなってほしい点があればお聞かせ頂ければと思います。

内山 次の成長戦略に向けて明確なビジョンをお持ちで、社員様にも方針が浸透していらっしゃいます。僭越ながら、同じ夢向かって今後もサポート頂かせて頂ければありがたいです。

池端 先ほど、ベトナムに新会社や工場を建設されていくという話が出ました。コロナ禍の影響で今年は難しいと思いますが、「来年、再来年には実現したい」と計画されていると伺っています。ぜひ、その目標を達成して、夢を実現して頂けるように、弊社も引き続き、微力ながらできる限りのサポートをさせて頂きたいと思っています。

中島 そうですね。大塚社長が構想されている事業倍増計画をぜひ実現して頂きたいですね。大塚社長と私たちは同じ夢を見ているのですから。

帝人フロンティア株式会社 企業情報

設立:2012年10月1日/創業1869年
代表取締役社長執行役員:平田恭成
本社:〒530-8605 大阪府大阪市北区中之島3丁目2番4号 中之島フェスティバルタワー・ウエスト
TEL:06-6233-2600
FAX:06-6233-5144
国内事業所:東京支社、名古屋支社、五泉支店(新潟)、北陸営業所、松山事業所
事業拠点・所在地:ニューヨーク、ロサンゼルス、メキシコシティ、ハンブルグ、アハン、ロンドン、パリ、ヴェルチェッリ、香港、南通、上海、大連、青島、広州、バンコック、ジャカルタ、ホーチミン、ビエンホア、ハノイ、ヤンゴン、グルグラム
駐在員事務所:台北、マニラ、ダッカ


https://www2.teijin-frontier.com/

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WRITER
サイエンスジャーナリスト
小林 浩
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1964年生まれ、群馬県出身。国立群馬高専卒。専攻は水理学と水文学。卒業後、日刊紙『東京タイムズ』をはじめ、各種新聞・雑誌の記者・編集者を務める。その後、映像クリエーターを経て、マルチメディア・コンテンツ制作会社の社長を6年務める。現在は独立し、執筆と映像制作に専念している。執筆は理系の読み物が多い。 研究論文に『景観設計の解析手法』、『遊水モデルによる流出解析手法』、著書に科学哲学啓蒙書『科学盲信警報発令中!』(日本橋出版)、SFコメディー法廷小説『科学の黒幕』(新風舎文庫、筆名・大森浩太郎)などがある。

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