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株式会社チェンジ・ザ・ワールド

https://ctws.jp/

〒998-0864 山形県酒田市新橋2丁目26-20

0234-43-6301

チェンジ・ザ・ワールドは持続可能な社会の好循環を生み出す、地域になくてはならない会社
取引先

RYOENG

チェンジ・ザ・ワールドは持続可能な社会の好循環を生み出す、地域になくてはならない会社

  • RYOENG株式会社代表取締役折笠哲也さん
  • 株式会社チェンジ・ザ・ワールド 代表取締役 池田友喜さん
チェンジ・ザ・ワールドは持続可能な社会の好循環を生み出す、地域になくてはならない会社
取引先

RYOENG

チェンジ・ザ・ワールドは持続可能な社会の好循環を生み出す、地域になくてはならない会社

  • RYOENG株式会社代表取締役折笠哲也さん
  • 株式会社チェンジ・ザ・ワールド 代表取締役 池田友喜さん

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法人情報

本記事掲載後の、2023年2月27日チェンジ・ザ・ワールド社は破産いたしました。破産管財人の公表によると、負債額は約38億4384万円に上るそうです。 お恥ずかしい話ですが、取材時の印象では、とても良い会社に思いました。実際に、中央省庁から数多く表彰され、航空会社を取引先に持つことなど社会的にすでに評価された段階での取材となったことで、安易に取り上げてしまったことを反省いたします。 その後、ステークホルダーの方も複数人取材していく過程でも、山形から勢いのあるベンチャーとして、色々な人の期待を背負っているのだなと好意的に捉えて記事を掲載したものです。代表やそこで働く社員の皆さんはやる気に満ち溢れ、活気のある会社であることは見て取れました。 結論、媒体としての取材力が足りないのだなと痛感しております。 ここで記事を消してしまうことは簡単ですが、反省・自戒の意味も込めていったん残しておく判断を下しました。 その後、適切な折に削除いたします。 2023年9月28日 株式会社Sacco 代表取締役 加藤俊 株式会社チェンジ・ザ・ワールドは、事業の社会的価値を重視しており、設立から一貫して再生可能エネルギーを最大限に普及させるべく、太陽光発電所の開発を手掛けています。更にエネルギーのフィールドにITのチカラを取り入れることで、誰もが簡単に再生可能エネルギーの普及に参加できるCHANGE(チェンジ)というサービスを展開しています。

名称株式会社チェンジ・ザ・ワールド
代表者名池田友喜
住所〒998-0864 山形県酒田市新橋2丁目26-20
URLhttps://ctws.jp/
業種 CHANGE for Biz事業(企業の再エネ100%転換支援)、CHANGE事業(スマホで買える太陽光発電所)、ソーラーシェアリング事業、SOLA VEGE(ソラベジ)事業
電話番号0234-43-6301
資本金 1億3,000万円(資本準備金含む)
設立2014年2月

SDGs

  • 04. 質の高い教育をみんなに
  • 07. エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
  • 08. 働きがいも経済成長も
  • 09. 産業と技術革新の基盤を作ろう
  • 12. つくる責任、つかう責任
  • 13. 気候変動に具体的な対策を
ありがとうの総数 2
社会貢献ポイント総数 1,000

法人メッセージ

本記事掲載後の、2023年2月27日チェンジ・ザ・ワールド社は破産いたしました。破産管財人の公表によると、負債額は約38億4384万円に上るそうです。
お恥ずかしい話ですが、取材時の印象では、とても良い会社に思いました。実際に、中央省庁から数多く表彰され、航空会社を取引先に持つことなど社会的にすでに評価された段階での取材となったことで、安易に取り上げてしまったことを反省いたします。
その後、ステークホルダーの方も複数人取材していく過程でも、山形から勢いのあるベンチャーとして、色々な人の期待を背負っているのだなと好意的に捉えて記事を掲載したものです。代表やそこで働く社員の皆さんはやる気に満ち溢れ、活気のある会社であることは見て取れました。
結論、媒体としての取材力が足りないのだなと痛感しております。
ここで記事を消してしまうことは簡単ですが、反省・自戒の意味も込めていったん残しておく判断を下しました。
その後、適切な折に削除いたします。

2023年9月28日
株式会社Sacco 代表取締役 加藤俊

社会全体のサステナビリティに対する意識の高まりが、いよいよここまで来たか、と唸らせるエピソードが起きた。2021年7月21日21:00より販売を開始した環境貢献特化の太陽光発電所『グリーンワット』が、約14時間で完売したという。今回の販売で1,612名のグリーンワットオーナーが誕生した。このグリーンワット、何が画期的かというと、売電収入が見込めないものなのだ。太陽光発電と言えば、固定価格買取制度(FIT制度)ありきで浸透してきたものだから、多くの人が驚いたのも無理はない。

販売元は、太陽光発電所をスマホから簡単に買うことができるサービス「CHANGE(チェンジ)」を提供する株式会社チェンジ・ザ・ワールド。「何その名前?ってハローワークの人に言われちゃいましたね。」と笑う代表取締役の池田友喜さんにお話を聞くと、チェンジ・ザ・ワールドが企業であるにも関わらず「経済性よりも社会性を重視する」と言い切る理由ときっかけ、事業への熱意に感銘を受けました。それらを支えるステークホルダーへの思いとともに、そもそもグリーンワットって何なのか、今回の完売がどういった意味を持つのかまでをご紹介します。

「14時間で完売! 売電収入にならない太陽光発電が何故?」

―まず最初に、今回14時間で完売したという『グリーンワット』とは何なのかを教えてください。

グリーンワットは、誰でも1口(1グリーンワット)500円から買える環境貢献特化の太陽光発電所のことを指します。これまで太陽光発電所は、固定価格買取制度(FIT制度)によって普及が急速に進んできました。今回のグリーンワットは、非FIT型の発電所であり、購入した発電所の発電量・CO2削減量に応じた「環境価値」が購入者に還元されるものなのです。売電収入は発生しませんが、グリーンワットを購入することで、生活の中で排出されるCO2を自分でオフセットできるという特長があります。

―今回14時間で完売したとのことですが、これはどういった意味を持つのでしょうか。

グリーンワットの完売は、未来から見たとき、このタイミングから世界が変わり始めたと語られるくらい、大きな出来事だと感じています。1612名のグリーンオーナーが生まれたという数値から見ても、世の中のサステナビリティに対する意識がここまで高まりを見せた、という一つのエポックメイキングな出来事と捉えています。我々が目指す「環境価値合理性」についてこれほどまで多くの方たちに共感いただいたという事実を大変嬉しく思います。

「ギブ&ギブの精神で。結果多くのテイクがあるんです」

ー今回、グリーンワットを提供するに至った経緯を知りたいので、御社について教えてください。

チェンジザワールド池田さん

当社では『社会的で革新的な事業に挑戦し、より良いカタチに「世界を変える」』というミッションを掲げているのですが、そのために大事にしていることが3つあります。まず1つめは「社会的である」こと。2つめは「革新的、独自性がある」こと。そして3つめに「経済的合理性」。すべての事業は社会性が第一で、世の中に必要とされることがもっとも大切だと考えています。

私は以前に別の会社を経営していたのですが、一度倒産させてしまっているんです。経営が苦しくなってきたときに、本来自分たちがやるべきことではない、儲けを重視した事業に手を出してしまって。自分の軸をぶれさせると社員の心も離れてしまう。たとえ瞬間的には苦しくても、信念を曲げないほうが最終的にはプラスになると学びましたね。

当社は採用面接などでも「経済性よりも社会性を重視する」とはっきりと言っているんですよ。振り切ってますよね。だけどおかげで本当に共感してくれる人だけが集まってくるんです。

ー再生可能エネルギー事業をやろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

2011年の東日本大震災がきっかけです。当時は東京に住んでいたのですが、テレビで福島第一原子力発電所の事故の映像を見て、同じ東北出身として大きな衝撃を受けました。私にも小さな子どもがいるので、子どもたちの未来を考えたときに、人間がコントロールできるようなエネルギーにシフトして、環境を守っていくことが大人の責任だと痛感したんです。

国の方針としても再生可能エネルギー事業が盛んに推進され始めた時期で、当時やっていたITの仕事と再エネをかけ合わせて何かできないかと考えて。周囲に話すと自分以外にも再エネに興味がある人がたくさんいることがわかり、ひとりひとりが少しずつでも行動を起こせば何かが変わると感じました。

ー現在は具体的にはどのような活動をされているのでしょうか?

当社には大きく分けると2つの事業があります。ひとつは太陽光発電所を作って、投資家や企業に発電所を直接提供するCHANGE for Biz事業。もうひとつは個人のお客様に、最小1ワットから発電所を販売するCHANGE(チェンジ)事業です。企業向けに関して言うと、今まではおもに投資目的で購入されていたのですが、最近では投資よりも環境への貢献として太陽光発電に対する需要が多くなってきているのを感じています。エシカルなものへの関心が世界全体で広がってきていますね。

経済的合理性の面では、個人が少額から始められる資産運用としても注目が集まっています。個人のお客様であるユーザーは現在約1万2,000人いて、発電所の平均購入額は25万円ほど。年齢層は18〜40歳と若い世代が中心です。エシカル消費に関心があり、同時に子育て世代でもありますよね。発電所購入による利回りは約7%とそれほど大きくはないので、儲け目的というよりも「銀行に預けるよりは少し増えて、環境にも貢献できればそのほうがいいかな。」というような気持ちだと思うんですよね。そのような背景が重なってCHANGEが伸びているのではないでしょうか。

また、当社が運営する太陽光発電所の8割は、ソーラーシェアリング方式を採用しています。ソーラーシェアリングとは、農地の上に背の高い架台と太陽光パネルを設置して行う太陽光発電方法で、耕作放棄地を農地に蘇らせてソーラーシェアリングを行い、耕作放棄地の増加や農地の減少といった社会的課題にも取り組んでいます。

千葉県富里市にあるソーラーシェアリングの様子。ソーラーシェアリングの利点は、耕作放棄地を解消できるところだ。農家の方は、農業と太陽光発電の両方で 収入を得ることができるようになり、就農者の増加が期待されている。
千葉県富里市にあるソーラーシェアリングの様子。ソーラーシェアリングの利点は、耕作放棄地を解消できるところだ。農家の方は、農業と太陽光発電の両方で 収入を得ることができるようになり、就農者の増加が期待されている。

ステークホルダーへの想い

お客様へ

当社は小さなベンチャー企業なので、信頼してもらえるように社員の顔が見えるようなサービスを心がけていますが、最初の頃は「本当に発電所があるのか、利回りが分配されるのか」という不安もあったと思うんです。それでも私たちを信じてくれてサービスを広めてくれたユーザーや、今も応援の気持ちで買ってくれるユーザーがたくさんいるんです。私たちが目指しているサービスをユーザーの方たちが育ててくれているように感じます。

お客様には「太陽光発電を買ってください」という言い方ではなく「再エネに参加してください」と伝えていて。“みんなが参加することで世界は変えられる”という実験をしているような感覚なんです。みんな経済的合理性よりも、活動そのものに意義を感じてお金を預けてくれているんじゃないかな。目指している世界に共感して、それを支えてくれているユーザーの方たちにはとても感謝しています。

取引先へ

取引先の中には、最初は私たちがやりたいことを理解していない人もいたと思うんですよね。けれど最近では当社の信念に共感して、支払いを猶予してくれたり、率先して工事をしてくれるような会社が増えてきていると感じています。いろいろな人たちに支えられていますね。

地球へ

鳥海山

鳥海山は山形県と秋田県の県境にある火山です。鳥海山で星空を眺めているときに「貢献は本能だ」と気づいたことがあって。というのも、星空を見たときって美しさに感動しますよね。この感動はなんなんだろう、と考えたんです。星を見て「きれいだ、凄い」と感動するのは、仕事で受注が決まったときの嬉しさとは全然違いますよね。美しいものを見たときの「本能的な感動」っていうのかな。それならば仕事を通したらどんな感動が得られるのかと考えいた頃、うちの甥っ子がたまたま山形に遊びに来ていて。子どもが楽しそうに笑っていると、周りの大人たちもみんなニコニコしていることに気がついたんです。子どもの笑顔を見て幸せになるということは、他人が喜んでいる姿を見ることは、人間にとって本能的な喜びなのではないかと思ったんですね。他者や地球に貢献していくことが、人間本来の喜びにつながるのではないかと気がついたんです。だから私は、星空や山を見たときと同じような感動を仕事でも得られるのではないかと思いながら事業に取り組んでいるんです。地球に優しい、善であることをやりたいという思いがすごく強い。自分も満たされた気持ちになるし、結果的に次の世代の子どもたちに美しい地球を残せると思うと嬉しいじゃないですか。それを気づかせてくれた鳥海山の自然に感謝しています。

池田さんのFacebookより。鳥海山の素晴らしい星空。

池田さんのFacebookより。鳥海山の素晴らしい星空。

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